知的探究心を育て、自ら考える力を鍛える
近鉄木津川台駅から徒歩10分
塾長 大原充裕(おおはらみつひろ) 京都大学経済学部卒。
高校時代はサッカーに打ち込み主将を務める。サッカーでは結果をだすも、勉強をサボった結果、成績はどん底に。高校卒業後、大学進学を志し、単なる受験のための勉強ではなく、根本的な読み書きなどから思考、論理力をつけるための勉強スタイルを身につけ京都大学に合格する。大学在学中に留学や映画の撮影に携わるなど様々な活動をしつつ、京都大学を卒業後、教育活動を行う。
塾長からのメッセージ
「なぜ勉強しないといけないのか」。こういう疑問を持つ生徒もいるでしょう。この問いには様々な観点から答える必要がありますが、勉強する意味の一つとして「自分で考えて行動出来るようにするため」ということがあるでしょう。人は生きていく中で様々な決断をしていかないといけません。様々な選択肢の中で良い決断をするためには、必要な情報を集めその中から自分にあった選択肢を選ばなければなりません。
中学生であれ高校生であれ、高校進学や大学進学、就職など今後数年のうちに大きな決断をしていかなければなりません。また今は18歳で選挙権を持ちます。
今後直面する決断を有意義に行うために、「自分で考える」という準備をしていきましょう。自ら考え学び出せば成績も驚くほど伸びます。
自ら学ぶ 自分で意識して学ぶということ
「勉強は自分でするしかない」という話を聞かれたことはないでしょうか。私もよく言いますし、まあ実際に生徒のために私が勉強してあげることはできない訳ですから、この言葉に違和感を感じる人はあまりいないと思います。
ただ注意してほしいのは、「自ら学ぶ」というのは単に「自分の意思で机に向かい勉強する」ということではありません。それは「自分で意識して勉強する」ことです。
もうすこし具体的にいえば「自分が何がわかっていて何がわからないのかという事を自覚しながら勉強する」ということです。
様々な生徒をみてきましたが、「今自分がどれだけの実力があるのか把握している生徒」はあまりみたことがありません。
ほとんどの生徒がテストの点数でしか自分の実力を把握できていないのが現状です。
では具体的に何をすればいいのか。
「自分で意識して勉強する」と言われてもなかなか抽象的なことで何をすればいいのか分からないと思います。とはいえ、やることは簡単です。
例えば授業中や授業後、または家に帰ってから、「今日自分は何を理解したか」を考えることです。「遣唐使廃止の歴史的背景がわかった」、「曜日と月を英語で全部書ける」とその日、その時分かったり覚えたりしたことを意識するだけです。もちろん「894年に遣唐使が廃止された」、「月曜、火曜、水曜はmonday、tuesday,wednesday。つづりも覚えた!」、ぐらいのことでも大丈夫です。もしくは「何がわからなかったか」でもかまいません。「今日やった因数分解とかいうやつなんかよく分からんな」でも結構です。ますは自分に分かっていることと分かっていないことを少しずつ理解することからはじめましょう。